ルスツリゾート
2016.1.16-18
北海道のルスツリゾートで滑走。
日本の中でもスキー場を多く抱えている長野出身の僕が、初めて北海道で滑る!
北海道の雪のお手並み拝見というところでしょうか。
到着日はやや雪が降っていて、2日目、3日目は快晴。
ゲレンデ直結のホテルに宿泊。
theリゾート地というようなホテルで、ホテル内にメリーゴーランドがあり、動物が歌ったり踊ったりしている。
そして外国人が多い、異国感。
なんちゅーもんを、なんちゅーもんをつくってくれたんや、山岡はん…
萎びたゲレンデメインで滑る僕には、とてつもなく光って見えるスキー場でした。明る過ぎて直視できない。そしてリア充の巣窟。
関西方面の高校生が修学旅行みたいな感じで宿泊して滑っていたけど、金持ち高校だな、と思ったり。貧乏な私とは縁遠い空間。
つーか、修学旅行とはいえ、滑れない奴にルスツとか勿体なさすぎる。
ともかく。
一般の人はこういう感じで泊まりながらスキーを楽しむのか、ということも発見。
地元スキー場日帰りで一日券を使いまくってガンガン滑るタイプの私に考えられない文化。
何事も経験ですね。
と言いますか、私の実家が白馬や志賀高原や野沢温泉、斑尾、八ヶ岳方面にだいたい1時間程度で行ける好立地なために、わざわざ泊まる必要を感じない、というのが正しいかも。
まぁ、楽しみ方・過ごし方はいろいろありますよね。
という感じで、底辺に身をおく人間の必要ない敵意が出ました。
さておき。
スキー場は、練習に適しているところや、みんなでわいわい楽しむとこがあると思うけれど、ルスツは当然みんなでわいわいのスキー場、かと思ったけれど、実は意外とそうでもない。
ホテル直結のゲレンデは、半分から下が初心者や修学旅行の学生が滑るような傾斜で、上の方はやや急斜面、ホテル近くに一応パークもあった。
ゲレンデのメインは、たぶんイゾラと呼ばれるところで、ホテル正面ゲレンデからゴンドラに乗って山2つ分くらい移動。
そちらはゴンドラ2つと高速リフトがいくつかあるので、搬送能力はなかなか良い感じ。
イゾラ方面は、圧雪されたコース以外はともかく、コースに限って言えば、特に地形的に楽しむような感じでもない。全体的に圧雪されてフラットなロングコース。カービングターンとか練習に向いている。
すごく広くて滑りやすいし、これが家の近くにあったら余裕でぼっちボーダーになって練習してまう。
ゲレンデも距離が長いし幅も広いので、傾斜が厳しいところも少しあるけれど、気にせず、かなり滑りやすい。
というのが、普通のピステンバーン。
そして、初めてなので分からなかったけど、パウダーが好きな人は、コース外にあたる林の中を滑っているっぽい。
良いのかどうかはさておき、外人も結構コース外、ツリーラン。
ほほう、そうやって楽しむのか。
ちなみに、たまたまゴンドラが一緒になった(おそらく)地元で仕事をしながら新雪が降ると会社を早退して滑りに行くらしいシンガポール人のインストラクターの人に案内してもらって、スキー場内、色んな所を滑った。どこが滑りやすいとか、どこが沢になっているのかとか、他の人が入りにくい場所とか。
さすが、情報は地元の人に限る。
午後は、順番にコースがクローズしていくので、最後の連絡リフトとかゴンドラに間に合うように帰るところだけ注意。
ゲレンデもホテルも楽しめる、良いスキー場だと思います。雪がガンガン降って毎日パウダーを狙えるようなら1週間くらい滞在していても良いかなと思うけれど、晴れが多くてピステンがメインになりそうなら、数日で満足できます。
近くにあるニセコにも行ってみたい。